紺谷久則 著
本部准員で天理教飾東大教会前会長の著者は、かつて大教会長の任のかたわら、海外布教伝道部(現・海外部)でヨーロッパ課、オセアニア課、アフリカ課の課長を歴任。多くの言語で教理書の翻訳に携わったほか、自らもペンを持ち『夫婦のはなし・健康のはなし』『私の天理教々典講義』など、多数の書物も著しています。中でも『私の天理教々典講義』は、約20カ国の言語に翻訳、出版されています。
本書は2章で構成されています。
第1章「おさづけの取り次ぎを喜びに」では、実際に身上者を前にして、どういう心と態度でのぞめばいいのか、また、おたすけ人としてのようぼくは、どうあればいいのかについて、問い掛けるように展開されています。
第2章「私のこふきのお取り次ぎ」は、こふきのお話を台に書き進められています。こふき話が覚えやすいように簡潔にまとめられています。
おさづけの取次ぎに欠かせないのは、?病の元は心から?という教祖の教えをしっかりと取り次ぐこと――。ようぼくにとって、おさづけの取り次ぎはかなめ。必読の書です。
新書判/212ページ