内容紹介
本書は、著者の代表作の一つで、30年ぶりに復刊したものです。
著者は86年の生涯で、講演回数が1万回を超え、また、文書伝道にも長年携ってきました。本書はそうした著者が、天理教を信仰していない人にも分かりやすく読めるようにと筆を執った一冊です。
本書では、夫婦、親子、嫁姑などの家庭問題をはじめ、天理教の信仰の角目である、かしもの・かりものの理、いんねんの自覚、元の理、おつとめなどについて、著者自らの体験と悟り、具体的な実例あるいは適切な例話を示して、初心者でも理解できるよう簡潔にまとめられています。
「はしがき」には、「私は毎月、教内はもちろん、全国各地のPTA、婦人会、工場など、いろいろの場所で講演をしていますが、その折、天理教はどんな教えですかとよく質問されます。――中略――全く天理教に関する知識のない方に、とっさにスラスラとお話しすることのむずかしさを、身をもって味わっていましたので、初めての方に読んでいただいて少しでも天理教の信仰がわかっていただけたらとの思いで、この本を書きました」とあります。
入信間もない方への入門書としても好適です。
岩井孝一郎 著/四六判並製/272ページ
【目次】
序文
はしがき
天理教の人生観
- 天理教の人生観
教理篇(一)
- かしもの・かりもの
- いんねん自覚とたんのう
教理篇(二)
- 身体のひのきしん
- おつくしのひのきしん
- にをいがけ・おたすけのひのきしん
- 八つのほこりについて
- まいたる種ははえるか
教理篇(三)
- 天理教と病気について
- 病気とさとし
教祖のひながた
- 教祖のひながた
信仰の角目
- 別席とおさづけの理
- 親神天理王命
- 元の理について
- 朝夕のおつとめのお歌
- 原典について
- 天理教の教会
- おぢば帰り
- 理想の社会建設へ