橋本 武 著
「下の二」で紹介するおさしづは、明治四十年三月十三日以降の、いわゆる「百日のさしづ」。「十年を百日に足らず日で、話止めて了う」と、本席飯降伊蔵様が出直される六月九日までの百日足らずの間に、将来の道の動きの方向を明示された。その主な内容は、上田ナライト様の事情、神殿建築の事情、三軒三棟の事情。本席の身上障りを通して、人々が一手一つに心を治めるよう急き込まれる。四六判並製/280ページ
【目次】
第三章 百日のさしづ
第一節 神殿建築の打ち出し
第二節 ナライト様普請の着手
第三節 全教一丸のお仕込み
第四節 神殿建築のお急き込み
第五節 「百日のさしづ」解明
【橋本武 はしもと・たけし】
明治40年(1907年)生まれ。大正15年(1926年)おさづけの理拝戴、昭和30年(1955年)本部准員、37年斐山分教会長、40年別席取次人を拝命。この間、華南伝道庁長、宣教部海外課長、亜細亜文化研究所主任、総務部調査課長、興亜部伝道課長、道友社長、にをいがけ委員会広報放送係主任などを歴任。昭和46年4月21日、65歳で出直す。主な著書に『ひながたの陰に』『ふしから芽が出る』など。