“たましいの家族”の物語 里親 ─ 神様が結んだ絆

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『天理時報』創刊80周年記念出版          道友社編

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信じる親から虐待を受けて心に深い傷を負い、社会に不安と恐れを抱き、その小さな胸を痛めている数多くの子どもたちがいる。このような子らに、家庭的な養育の場を提供しようと力を尽くす天理教の里親たちの姿を追った『天理時報』連載ルポ「里親の現場から」(全18回)の単行本化。
児童養護の専門家による鼎談「これからの児童養護を担う里親制度」、寄稿「天理教の里親活動の特長」も収載。子どもたちが安心して暮らせる社会、家族のあり方を考えるうえで、多くの方にお読みいただきたい1冊。
『天理時報』創刊80周年記念出版。A5判並製/244ページ。

【目次】
○ルポ 里親の現場から  三世代“親代わり”を務めて/家族全員で里子と向き合う/教会に縁ある子は皆わが子/里子と力士 心の交流が互いの力に/鼓笛隊が心の居場所に/本心ぶつけ合い、絆強まる/不思議な“お引き寄せ”頂いた家族/「ただいま」と帰れる幸福/そこに帰りたい家がある/「息子になって恩返しがしたい」/“一本の糸”が絆つないだ/父に捧げる「ありがとう」の歌/亡き夫に誓う“生涯里親”/少女が笑顔を取り戻した日/教会が“僕の家”になった/里子の心が揺れる季節/「いつでも“帰る場所”がある」/世代超え受け継ぐ思い
○寄稿 天理教の里親活動の特長 村田和木/困っている子が幸せに生きるため
○鼎談 これからの児童養護を担う里親制度 柏女霊峰・早樫一男・土井高徳/里親制度の変遷と現状/“当たり前の生活”を保障する/地域社会で育てる大切さ/ファミリーホームへの期待/天理教の里親観とは…/信仰心と里親活動と
○資料 里親制度の概要

【著者紹介】
村田和木【むらた・かずき】
1956年、福島県生まれ。宇都宮大学農学部卒業。『暮しの手帖』『東京人』の編集者を経て、98年、フリーのライターになる。『婦人公論』などの雑誌を中心に、インタビュー記事やルポルタージュを執筆。2003年『中央公論』の特集記事をきっかけに里親家庭の取材を始める。04年からは都内の児童養護施設で週1回、生活ボランティアをしている。著書に『「家族」をつくる――養育里親という生き方』(中公新書ラクレ)がある。

柏女霊峰【かしわめ・れいほう】
1952年福岡県生まれ。東京大学教育学部卒業。現在、淑徳大学総合福祉学部教授、同大学院教授、日本子ども家庭総合研究所子ども家庭政策研究担当部長、厚労省社会保障審議会児童部会社会的養護専門委員会委員長を務める。

早樫一男【はやかし・かずお】
1952年京都府生まれ。追手門学院大学文学部卒業。臨床心理士。児童相談所心理判定員、知的障害者更生相談所所長補佐、身体障害者更生相談所次長、児童自立支援施設長を経て現在、児童相談所長。天理教彌榮分教会彌生布教所長。

土井高徳【どい・たかのり】
1954年福岡県生まれ。熊本大学法文学部を経て、北九州市立大学大学院博士課程修了。学術博士。地域の医師や臨床心理士など15職種の専門家と連携し、日本で唯一の“治療的里親”としてファミリーホームを運営。天理教鎭亜分教会長。

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