夫婦の青空 道友社きずな新書

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さかもと けんいち著

戦後、大阪焼け跡闇市で産声を上げたという「青空書房」の店主は現在90歳。大阪古書店業界きっての古老にして、「文学と女房にべた惚れ」の著者が、妻に宛てて新聞の折り込み広告の裏につづった日々の手紙「家庭内通信」と、入院後の妻の病床へ送り続けた「絵手紙」、そして、新聞・テレビなどで話題となっている「『ほんじつ休ませて戴きます』ポスターを収載。新書判/208ページ。

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【目次】

はじめに――青空書房と坂本さん夫婦のこと
ほんじつ休ませて戴きます〈上〉
家庭内通信
和美と健一のものがたり――28回目の見合いで出会った運命のひと
和美と健一のものがたり――妻をおそった突然の病
絵手紙――心はいつもそばにいる
和美と健一のものがたり――いつまでもいとしきひとよ
おとうちゃん、ごめんね――あとがきに代えて
付録――青空書房のこと 雑誌『すきっと』の記事から
ほんじつ休ませて戴きます〈下〉

【著者紹介】

坂本健一
1923年、大阪生まれ。43年、近畿大学専門学校法学部に入学。同年、学徒動員により大阪22部隊歩兵通信中隊に入営。45年、復員。46年、大阪焼け跡闇市に「青空書房」創業。47年、北区黒崎町に開店。現在も同店の現役店主にして大阪古書店業界きっての古老。著書に『浪華の古本屋 ぎっこんばったん』(SIC)など。

【マスコミでも多数紹介】

●朝日新聞(大阪本社版)10月13日号「愛する妻へ 永遠のメッセージ」の見出しで本書紹介
●朝日新聞(大阪本社版)10月31日号「天声人語」内で本書が題材に
●NHK大阪放送局「ぐるっと関西おひるまえ」(10月24日)番組内で本書紹介
●『朝日新聞』夕刊1面トップ「本日休業 愛を込めて」(12・4/14)
●NHK「ニューテラス関西」(12・6/27)、「おはよう日本」「お元気ですか日本列島」(12・7/4)
「青空書房の本日 休みますポスター」と題して紹介
●関西テレビ「よーいドン!」(10・6/10) 通算1000人目「隣の人間国宝さん」に認定

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