【内容紹介】
『天理時報』の連載「MYファースト天理」(平成22~25年)から、通常連載28本とワイド版「東日本大震災被災地ルポ」を収載。2万点の全写真から約200点を厳選して再編集。各エッセーに解説コラム、巻末に天理ガイド&インフォメーションつき。
文・写真=小平尚典/道友社編/A4判変形/128ページ/オールカラー
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【目次】
- 清々しくも厳かな聖地の早暁 お節会
- 生きがいの原点を心に刻む 教祖・中山みき
- "ふるさと"から送るメッセージ 天理教の祭典
- 輝く笑顔に未来が見えた 天理の学校
- "小さい春"見つけた 教祖殿前の梅
- 「一手一つ」を胸に夢舞台へ 天理の野球
- 人だすけの人生へ旅立つ日 「おさづけの理」
- 父から教わった黄色の意味 天理と松下幸之助
- 卯月、さわやかな汗を流す 「ひのきしん」の教え
- 春から初夏へ「山笑ふ」 邪馬台国の有力地
- 一日の始まりの"優しい時間" 神殿と「おつとめ」
- "命の水"湧く「ふるさと」 日本人と「大和」
- 「おつとめ衣」の結婚式 天理教の祭服
- 古代のロマンあふれる小径 山の辺の道
- 梅雨の「まほろば」を歩く 教祖の道すがら
- 地道に伝え広める気概 修養科
- 子供を楽しませる大人たち 「こどもおぢばがえり」
- "一緒に生きている"という思い 若者の育成
- 天理の「ワッショイ」とどろく 吹奏楽部の育ての親
- やり遂げる経験を積み重ね 教校学園高校マーチングバンド部
- 「火水風」の恵みを知るキャンプ 天理の野外活動
- 次世代へと継承する幸福 大和の柿
- 後世へ伝える"情報の宝庫" 天理図書館
- 学生が守り抜く伝統芸能 天理大学雅楽部
- 帰参者を迎える秋の木々 知られざる花の名所
- スポーツ経験がもたらすもの 天理ラグビー
- "大切なもの"頂ける場所 おやさとやかた
- 「柔道」から「ジュードー」へ 東京五輪の秘話
- 特別編「東日本大震災」被災地ルポ――天理の力を結集し 日本の未来に希望を――天理教の災害救援活動
- 結びにかえて 小平尚典
【付録】
- 天理ガイド&インフォメーション
- プロフィール/略史/周辺地図/アクセスマップ・交通案内
【著者紹介】
小平尚典(こひら・なおのり)
1954年、北九州市に生まれる。日本大学芸術学部写真学科卒業後に渡英。81年、写真週刊誌『FOCUS』(新潮社)創刊メンバーに参加。85年には、御巣鷹山日航機123便墜落事故の現場にいち早く到着して取材。のちに写真集『4/524』(新潮社)を刊行、英国BBC放送による「20世紀の記録写真家」に選ばれる。87年から2009年まで米国ロサンゼルスを拠点に活動し、現在は東京在住。
公益社団法人日本写真家協会会員。米国外国特派員協会会員。早稲田大学理工学部非常勤講師。
著書に、大リーガー・野茂英雄の写真集『THIS IS NOMO』(新潮社)、ビル・ゲイツやスティーブ・ジョブスをはじめとするIT革命の先駆者たちのポートレート写真集『シリコンロード』『e-face』(ソフトバンク)、作家・イラストレーターの安西水丸との共著で、フォークアートを紹介した『アトランタの案山子・アラバマのワニ』(小学館)、アメリカンジャーニー『彼はメンフィスで生まれた』(阪急コミュニケーションズ)、未来学者ポール・サフォとの共著で『原爆の軌跡』(小学館)など。