内容紹介
たすけ合って陽気に暮らすためにこれだけは知っておきたい心得!
基本教理100のアプローチ
天理教に入信したら、すぐに陽気ぐらしができるようになるのか。これはイエスでもあり、ノーでもあります。陽気ぐらしへ至る筋道を知ることができたという意味においては、イエスであります。しかし、筋道を知ったからといって、すぐに陽気ぐらしを味わえるようになるかというと、ノーです。知ることと身に味わうことの間をつなぐのが実行で、信仰というのは、この実行の歩みをさして言うのでありましょう。(本文から)
道友社編/四六判並製/228ページ。
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目次
第一章 おぢばと教会
- 信仰の根源は「ぢば」
- おぢばに見る開放性
- 教祖の三つのお立場
- 大祭と月次祭の理
- 大切な朝夕のおつとめ
- 参拝するときの心得
- 天理教の服装三種
- 宿泊は信者詰所で
- 一般教会の月次祭
- 会長と信者の生活
- 信者・ようぼく・教人
- 教会の成り立ちと組織
- 教区と支部の活動
第二章 教えと実践
- 信仰の基準は原典
- 一年中みな吉い日
- 他の宗教との関係
- 食べ物の戒律はない
- 教理と医薬の関係
- ひのきしんの実践
- 天理教と行の関係
- 天理教のおたすけ
- 布教の動機と形態
- 親の観念いろいろ
- いんねんの考え方
- 一れつ兄弟姉妹の教え
- 心の自由を大切に
- この世のごくらく
第三章 働きと金銭
- 本当の意味の働き
- 高う買うて安う売る
- 金銭は天の与え
- 金銭はつなぎの役割
- 金銭は「種」でもある
- 人間の力で働くのか
- 相対的貧乏感と現代
- 貧富と心のほこり
- 金銭は"二の切り"
- "働き"とその未来像
- "働き"と"遊び"の間
第四章 ご守護
- 親神様のご守護とは
- 来世利益と現世利益
- ご守護は頂いている
- ご守護のスケール
- "時間的ご守護"が大切
- ご守護を頂くもと
- 神はあるか、ないか
- 陽気ぐらしの諸相
- 人間の四つのパターン
- 人間は心通りの守護
- ご守護はいつ現れるか
- ペニシリンか漢方か
第五章 心のほこり
- 銘々の魂に光を
- 戒律と心のほこり
- 心のほこりの悪影響
- 目には見えにくいが
- 世間一般の人間観
- ほこりに走る心づかい
- ほこりは小さいことで
- 鏡にシミがつくのは
- ほこりの起源はいつ
- 神にもたれて通る心
- 高慢と悲観の谷間で
- ほこりは払えばよい
第六章 いんねんと徳
- 「ほこり」と「いんねん」
- いんねんの切り替え
- 難儀するのも心から
- 難儀と苦労は違う
- 病弱にも利点がある
- 心の徳も増減する
- 徳と能力のバランス
- 徳と教祖のひながた
- 徳といんねんは裏表
- 喜びと感謝の世界へ
- 日常性の陽気ぐらし
第七章 信仰
- 社会的条件の成熟
- 信仰者の社会的責任
- 心づかいの社会的影響
- 個人と社会との関係
- 立教の本旨と現代
- 立教の元一日と入信
- 入信の構造をさぐる
- いんねんの善し悪し
- "やさしい心"を待望
- 信者のつとめの基本
第八章 かしもの・かりもの
- 健康の元は心から
- 老病死と陽気ぐらし
- 古今東西変わらぬ真実
- 老病死は信仰の入り口
- 神の存在証明への道
- 借りものから喜びが
- "結構源さん"の神髄
- 百十五歳定命の希望
- 心を澄ますことが先
- 夫婦も借りものか
第九章 陽気ぐらし
- 生きる目的は陽気ぐらし
- 十のはたらき備えた身体
- 「九つの道具」の使い方
- 出しても減らない
- 「ある」ことを数える
- 人のなかに生きる
- 「たすけ合い」の世界