雲の上はいつでも晴天家族一人ひとりの存在が雲間から差し込む光になる!
里子たちとのさりげない日常を描いた『家族を紡いで』から2年。
『人間いきいき通信』好評連載中の「家族のハーモニー」(25編)、待望の書籍化!
逸話篇のお言葉を題材にしたエッセー「おやさまのお心を求めて」11編も収載。
家族は年中晴天という訳にはいかない。
晴れたり曇ったり、時には嵐や落雷の日々もある。
刻々と変わる家族の日和だが、一人ひとりの言葉、表情、しぐさ、
そして何よりもその存在自体が、雲間から差し込む光になるのだ。
……今度は誰が、その光の役をしてくれるのかと、楽しみな日々は続く。(本文から)
白熊繁一著/新書判並製/232ページ
【目次】
●家族のハーモニー 縁あって親と子に
- ありがとうの「ムギュー」
- "桜シャワー"を浴びた日
- 三つのメダカの水槽
- 正夫の一番探し
- とびっきりの春が来た
- 銭湯で会ったおじさん
- 将太の輝き発見!
- "ちょっとマザコン"
- 文也と絆創膏
●家族のハーモニー 受け継がれるもの
- 一把のうどん
- 父が育てた盆栽
- 新しい教会家族
- 病気は神様からの手紙
- 人生の岐路と神様のお計らい
- 老先生の思い出
- おじいちゃんのシャクヤク
- 異国に届いた父からの手紙
●家族のハーモニー つながり合って
- 人生のスポットライト
- いちばあちゃん
- 羽ばたく鶴
- 花を育てる女子高生
- A君の見事な立ち直り
- Aちゃんの真夏の感動
- N君との再会
- Iちゃんの祈り
●『稿本天理教教祖伝逸話篇』から おやさまのお心を求めて
【著者紹介】
白熊繁一(しらくま・しげかず)
昭和32年(1957年)、東京都生まれ。56年、ブラジル・サンパウロに設立された「天龍日語学園」の第1期講師として夫婦で3年間勤務。平成10年(1998年)、天理教中千住分教会長就任。
15年、里親認定・登録。19年、東京保護観察所保護司を委嘱。21年、専門里親認定・登録。
著書に『家族を紡いで』(道友社刊)がある。