篠田欣吾 著
心の向きを変え、一歩を踏み出すために
『天理時報』の人気コーナー「人生相談」。その回答者を長年務めた著者の、200を超える回答のなかから60編をセレクト。豊富なおたすけ体験をもとに解決の糸口を示す。
――回答する際は、自分の心の中に『神様の思いを伝えたい』という熱を持たなければならないと思います。たとえ伝え方が下手でも、話に熱がこもっていれば相手の心に響く。逆に、伝える側に信仰的な情熱がなければ、相手の心を燃え立たせることも勇ませることもできない (『天理時報』平成22年7月18日号、「人生相談」回答者の鼎談から)
【著者プロフィール】
篠田欣吾【しのだ・きんご】昭和15年、中国・北京生まれ。天理大学中国学科卒業。同55年、天理教龍分教会2代会長就任(平成25年まで)。現在、天理教神奈川教区長、明城大教会役員。著書に『おやのまもり――十全のご守護の話』(善本社)、『こころのさんぽ道』(養徳社)がある。