なべて世は事もなし

井筒正孝　著

すべては親心のまにまに
転んだらまた立ち上がって歩き始めよう！
何事も人のせいにすることなく、自分をも責めることなく、力まず、道は楽しんで歩もう。　　　（本文から）

『みちのとも』長期連載（平成19年～29年）
信仰随想「?世上の鏡?に向き合って」
待望の書籍化！

【目次から】

　・活かすということ
　・花は根に、鳥は古巣に
　・夏の思い出　心の旅
　・いのちの歌
　・桃栗三年柿八年
　・五十年ひと昔
　・夜空に星が輝いて
　・第四楽章を謳おう
　・ふしを生かす
　・惑いの季節を大切に
　・「児童虐待」防止の大運動を
　・ゆりかごの歌
　・『寺よ、変われ』を読む
　・身上事情哲学道場
　・津波に出合う
　・災害にをやの思いを尋ねて
　・生と死――身上だすけを学ぶ
　・すべては親心のまにまに
……ほか

【著者プロフィール】

井筒正孝（いづつ・まさたか）
昭和10年、青森県黒石市生まれ。弘前大学教育学部卒業後、教会従事の傍ら、弘前学院中・高校非常勤講師を務める。51年、天理教黒石分教会長就任（平成18年まで）。
天理教青年会本部委員、黒石市教育委員、天理教集会員、天理教青森教区長などを歴任。著書に『あすなろのうた』（道友社）がある。
四六判並製／328ページ