上田嘉太郎 著
お歌の簡潔な通釈に、それぞれについての説明を加え、また、解釈が分かれるお歌、難解なお歌については、異なる解釈や意見にも言及。
全体の流れやお歌の繋がりを重視しながら、「みかぐらうた」に込められた神意を味わい直す。
全体を概観して、今さらのように感じるのは、『みかぐらうた』がつとめの地歌であることはもとよりですが、同時に、身近な教理のエッセンスを順序立てて述べられた原典であるということです。(本文から)
【著者プロフィール】
上田 嘉太郎(うえだ よしたろう)1945年、奈良県生まれ。京都大学大学院理学研究科修士課程修了。1996年、本部員登用。1998年から道友社長、1999年から天理やまと文化会議議長を務め、2009年、表統領就任(2015年3月まで)。浪華分教会長。
四六判並製/192ページ