𠮷福 多恵子 著
誰かが誰かの支えになる――
縁をつないで広がる〝家族の輪〟
神様を中心とする暮らしには
見えない宝物がいっぱい!
親々から受け継いだ信仰を子や孫に伝え、里子や教会につながる人たちを含めた、大きな家族として歩む陽気ぐらしへの道――。 その日常をつづった心温まるエッセー集。
教会では、そこに住む血縁のある家族だけでなく、出入りする信者さんや、さまざまな理由から門をくぐる人々も含めた皆が、神様を中心とする大きな家族として暮らしています。……私はいま、教会という家族の〝お母さん〟として、さまざまな人々が縁をつないで、誰かが誰かの支えになれるよう、その土台づくりに努めています。 (本文から)
【目次】
- 花として、人として
- 母から受け継ぐ〝いいあんばい〟
- 幸せの赤いポスト
- 世界は不思議に満ちている
- 親の思いに守られて
- 響き合う心
- 拠って立つ
- 家族のかたち
- 心の奥に眠る言葉
- 母の一大事
- 探し物は何ですか?
- ありがとうの詩
朗読:本編より「育てるつもりが育てられ」
【著者プロフィール】
𠮷福多恵子(よしふく・たえこ)昭和30年(1955年)、奈良県高市郡高取町生まれ。天理高校卒業後、敷島大教会で女子青年としてつとめ、同52年に結婚、3人の子供を授かる。平成15年(2003年)、里親登録。同21年、専門里親登録。これまで11人の里子の養育に携わり、特に実親支援に力を入れている。濃飛分教会前会長夫人。
新書判並製/200ページ