桝井 孝四郎 著
【内容紹介】
汲めども尽きぬ、教祖の温かな親心教祖四十年祭(大正15年)のころから、おさしづの研究に打ち込んだ著者が晩年、10年以上にわたって『みちのとも』巻頭に執筆を続けた「おさしづの手引」。連載をまとめた『おさしづの手引 その一』(昭和32年 6 月号~37年12月号)、『同 その二』(38年1月号~43年4月号)に、絶筆となった43年10月号までの 6篇を加え、全一冊として復刊!
おさしづは教祖のお言葉である。このお言葉にこそ、教祖の親心のなかなか深いものがある。この深い大きな教祖の親心の一端を、私の小さな悟りでふれさして頂いたようなものである。実におさしづこそ、一言説いたら百巻の書物に出来る、と仰せ下される教祖の親心の深いお諭しである。(その一「序」から)
【目次から】
文庫判 /468ページ
【著者プロフィール】
桝井 孝四郎(ますい・こうしろう)明治27年(1894年)、伊豆七条(奈良県大和郡山市) 生まれ。早稲田大学文学部卒業。45年おさづけの理拝戴。大正7年(1918年)本部青年、昭和9年(1934年)本部准員、11年本部員に登用される。常詰、道友社長、玄関掛主任、検定会委員長、おはこび掛主任などを歴任。第一回おさしづ編纂・出版に携わり、その後もおさしづ研究に没頭。43年9月4日、75歳で出直す。主な著書に『おさしづ語り草』『みかぐらうた語り艸』など。