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片山恭一 著
文庫判 / 272ページ

【内容紹介】

少年と犬、親と子、夫と妻…。 さまざまな「ふたり」の姿から、現代社会が忘れかけていた〝つながり〟がよみがえる。 『天理時報』連載小説、いきなり文庫化!

〈あらすじ〉

サーフィンが盛んな海辺の町に越してきた一家。少年カンは言葉を喋らない代わりに、「魂の言葉」で小動物とも心を通わせる不思議な子ども。愛犬ピノに見守られながら、世界とのつながりをゆっくりと築いていた。ところが、ある夜見た悪夢をきっかけに、彼を取り巻く人々の運命が急展開する――。

「ぼくたちの生を彩る感情や情動は「ふたり」から生まれ、「死」と呼ばれる契機を経て、再び「ふたり」に還っていく。そんな物語を書くことができればいいなと思いました。」(片山恭一)

【目次】

  • 第一部 星の降る夜は
  • 第二部 波のきらめきに

  • 【著者プロフィール】
    片山恭一(かたやま・きょういち)
    1959年、愛媛県生まれ。九州大学卒業、同大学院修士課程修了。86年、大学院在学中に手がけた『気配』で『文學界』新人賞を受賞、文壇デビューを果たす。2001年刊行の『世界の中心で、愛をさけぶ』(小学館)は、平成における恋愛小説で最多の321万部を記録。映画化やテレビドラマとなり「セカチュー」が流行語になるなど、社会的ブームとなる。
    近刊に『馬をたすけ人をたすけ――名伯楽・角居勝彦がめざす「陽気ぐらし」』(道友社)がある。

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