【内容紹介】
20年間の若者とのカウンセリングから生まれた心の手引き書
子育てに悩む人 若者の育成に
悩んだり苦しんだりするときは、思い込みや固い信念にとらわれて、ものの一面しか見えていないことが多い。著者がカウンセラーの仕事を通して考えてきたことを“視点を変えてみる”ことをテーマにしてまとめる。
古市 俊郎著/養徳社発行/B6判/208ページ。
著者:古市 俊郎
カウンセラー歴20年。2500人の若者のカウンセリングを行ってきた。産業カウンセラー。天理教福之泉分教会長。
1952年、金沢市生まれ。1974年、金沢大学理学部数学科卒業。石川県立高等学校教諭を3年間勤め退職。
1996年より金沢市教育相談センター教育相談員を経て、
現在、心療内科カウンセラー、公立中学校スクールカウンセラー、
大学学生相談室カウンセラー、看護専門学校非常勤講師、
産業カウンセラーとして派遣のカウンセラーやメンタルヘルス研修講師などを務める。
著書に『親のココロ 子のキモチ』『人生相談セレクション』(いずれも共著・道友社刊)がある。
目次
- 思春期は子どもが猫に変わる時
- ロンドンでは鬼ごっこの鬼はどのようにして決めるのか?
- 動物園の動物はなぜストレスを抱えたか
- 子ども観で子育てが変わる――あなたにとって子どもとは?
- 子どもは親が思うほど子どもではない
- なぜ彼女は小学五年生から化粧をしてきたのだろう
- 小さい子は体験中にかける言葉が身につく
- 人にものを伝えるとき 伝わった分だけが正味である
- 観音さまはなぜ観音さまなのだろうか
- 起立性調節障害と診断された中学一年生の女の子
- 起立性調節障害と診断された高一の娘
- “無くて七癖”は心の窓
- そもそも“ふつうの子”は存在しない
- 親の仕事には終わりがある
- 心に栄養をとる二つの法則
- 過去も他人も変えられる
- 雑談力をつけるためには
- 相談者の気分そのタイプを知る
- 逆から見る逆に考えることで気づくこと
- これから“就活”をする人にいいたいこと
- 家族がもつ五つの機能と家族の未来
- 夫婦は「五分と五つ」
- 人生を四季にたとえて考える――四つの時期の意味
- あとがき